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大阪市三セクの野菜産地偽装事件

市議団が真相解明・情報公開、建設港湾委員会の開催を要求

 

 大阪市の第三セクター「大阪港埠頭ターミナル」による輸入野菜の産地偽装問題で、日本共産党大阪市議団は7月30日、市港湾局から問題の経過などについて説明を受け、徹底した真相解明、情報公開を求めました。

 議員団からは、姫野浄、関根信次、下田敏人、矢達幸、石川かんじ、渡司考一、江川繁、山中智子の各議員が参加。鬼頭克則港湾局経営企画担当部長らが対応しました。

 港湾局は、2002年2月から3月にかけて「大阪港埠頭ターミナル」が下請けに指示をして、ブロッコリーの詰め替えをおこなったとのべましたが、荷主の関与については捜査中を理由に説明を拒否しました。

 各議員は、荷主の要請がなければできないと指摘し、捜査中を理由に情報を公開しない市の態度を厳しく批判。@真相の徹底解明と情報の公開は港湾局の使命であり、徹底しておこなうこと A再発防止のための方策を明らかにすること B青果部門の切り離しを検討しているとされているが、雇用をまもる立場を貫くこと、などを強く求めました。

 同日、市議会でこの問題を所管する建設港湾委員会をただちに開催し、真相解明をおこなうよう、日本共産党市議団の下田敏人、石川かんじ両建設港湾委員は、奥野正美建設港湾委員長に申し入れました。