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市会各派にたいし、議会運営の改善についての申し入れ

 

 日本共産党大阪市会議員団は14日、市会各派にたいし、議会運営の改善についての申し入れをおこないました。申し入れ全文は以下の通りです。

  各派幹事長  殿

2004年5月14日

                                   日本共産党大阪市会議員団

                       幹事長 下田敏人

       議会運営の改善に関する申し入れ

   日本共産党大阪市会議員団は、大阪市会をよりいっそう市民に開かれたものにするため、以下の提案をおこないます。各派幹事長におかれては、早急に検討の上、具体化されるよう求めるものです。

 1、市会の公開をさらに進めるための改善をはかる

 @ 本会議代表質問のテレビ放映に道をつける。

  A インターネットによる本会議・委員会の中継を実施する。

  B 委員会の直接傍聴を進める。

   C 1階東ロビーと市民ロビーのテレビモニターは各1台とする、決算議会のテレビモニターは東ロビーからP1に変更するなど、テレビ放映の改善をはかる。

   D 議員控室でもテレビ傍聴ができるようにする。

  E 「市政だより」とは別に、「議会だより」を発行する。その編集委員会を議会の中につくる。

  F  議事録をより速やかに作成する。

 G 議員「面会証」はただちに廃止する。

2、請願・陳情については市民の請願権を保障する立場で改善す

   @ 請願・陳情者が趣旨説明をする場をつくる。

   A  請願・陳情は提出された議会の会期内で結論を出すことを原則とし、結論が出ない場合は次回の議題とする。

  B 閉会中に提出された請願・陳情については一ヶ月以内に常任委員会を開催して審議する。

  C 予算関連及び意見書・決議に関連する請願・陳情は「みなし採択」もしくは「みなし不採択」の取り扱いにする。

3、本会議・委員会審議の充実をはかる

  @ 本会議での代表・一般質問を9月・10月議会でもおこなうようにする。

 A 委員会審議は十分時間をとっておこなうようにする。

  B  地方自治法の改正で設けられた参考人制度を具体化する。

4、議会役員及び議会推薦の監査委員の選出、構成を民主的に行う

役員の選出、構成は各派の総意に基づくものとする。

5、簡素で清潔な大阪市会にする

  @ 多額の費用を要する海外出張は抜本的に見直す。

  A  費用弁償は廃止する。

                                                                     以上