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維新政治の転換不可欠

党大阪市議団オンライン懇談会

 

 

 日本共産党大阪市議団は29日、9〜12月の決算議会に向けたオンライン懇談会を開きました。

 山中智子団長が、開会あいさつ。「何でも民営化、統廃合で市民サービスを削り職員を減らしてお金を浮かせ、それをカジノに持っていこう、(カジノ予定地の)夢洲(ゆめしま)に捨ててしまおうというのは止めなければならない。維新市政のひどさが浮き彫りになった決算は認められないとの市民の思いに確信を持って、この議会を頑張りぬきたい」と決意を語りました。

 井上浩政調会長が大阪市政の現状を報告。夢洲関連の大型公共事業が上ぶれに次ぐ上ぶれで、際限のない公金負担となるなど、「カジノ頼みの維新流『成長戦略』が行き詰まっている」と指摘。市のコロナ対策があまりに不十分で、全国最多の死者数が常態化していることへの原因究明や具体の対応策の検討が行われていないことが問題だと批判し、「『カジノより、いのち・くらし・営業』を大争点に維新政治の抜本的転換がいよいよ不可欠になる」と強調しました。

 懇談では、「カジノではない成長の対案として、脱炭素対策を大きく訴えたい」(大商運)、「市のコロナ対策は真剣さが足りない。厳しく追及してほしい」(保険医協会)などの発言や要望がありました。

(2022930日付しんぶん赤旗)