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生活の願い実現へ全力

大阪市議団が市民懇談会

 

 日本共産党大阪市議団は16日、市役所内で秋の決算議会に向けた市民懇談会を開き、労組、民主団体、地域など50団体、約70人が参加しました。

 北山良三市議団長は、「大阪知事選と大阪市長選のダブル選挙を前に、市民の立場に立って何が争点、対決軸になるのか、市民要求に沿った議会論戦をすすめていきたい」と強調。

 問題となっている住吉市民病院の建て替えについて、大阪市は総合病院ではなく小児・周産期に特化した病院に変えようとし、「維新の会」も「二重行政のムダ」だとして廃院を主張するなか、日本共産党が「市民の要望にこたえ総合病院機能を残すべきだと主張している」とのべ、「あらゆる問題についても、争点・対決軸を提起できる論戦をすすめていきたい」とあいさつしました。井上浩政調会長が、大阪市政の焦点と秋の市議会の特徴について報告しました。

 わたし考一大阪市長候補が「要求実現のため、みなさんといっしょにがんばっていきたい」と決意をのべました。

 懇談では、「住吉市民病院は安心・安全のまちづくり、地域医療を守るためにも総合病院として残してほしい」「『官制ワーキングプア』をなくすためにも公契約条例の制定をすすめてほしい」「児童福祉司の増員を含め、児童虐待防止のための対策をすすめてほしい」などの要望が出されました。

(2011年9月17日付しんぶん赤旗)