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保育所増設、小児医療充実など予算に市民の声反映を

党大阪市議団が懇談会

 

日本共産党大阪市議団は24日、市役所で2004年度大阪市予算案についての説明懇談会を開きました。労組、民主団体などから45人が参加しました。

姫野浄団長は、「予算はその自治体の政治姿勢があらわれるもの。市長が提案してきている予算を転換し、市民の声を予算に生かしていくためにともにがんばりましょう」とあいさつしました。

瀬戸一正政調会長が予算案について報告。

懇談では、「北区で二つの小学校が廃校になるが、この跡地に保育所と避難公園、老人施設などをつくってほしい」「市営住宅の建て替えについては分割発注で」「3セクや土地信託事業、再開発事業など、大阪市のかかわる事業全体でどれほどの借金が銀行にあり、破綻した場合に市民の税金がつぎ込まれるのか、将来にわたっての試算を示してほしい」「住吉、北、十三各市民病院の小児科の診療が午前中だけになっている。地域でも小児科医院が減っている中で、市民病院の小児科診療を午後も診療してほしい」「保育所待機児の解消を駅前分園を増やして行くことには反対」「習熟度別少人数授業でなく、全国で成果が上がっている少人数学級の実施を」などの意見や要望が出され、担当する議員がこたえました。