赤バス導入は柔軟に
市バス路線再編 たつみ議員主張
(2001年12月13日)
 大阪市会交通水道委員会が12月13日開かれ、来年1月末に実施される「バス路線再編成案」が報告が行われました。日本共産党のたつみ正夫交通水道副委員長は区民・利用者へのより一層の充実に努めるよう求めました。
 バス路線変更計画案では、コミニティ系を基本に路線が見直され、試行運転してきた「小型ノンステップバス」が5系統から21系統に広げられ、18行政区で実施、残りの6行政区では、走らない結果となります。
 路線案は、交通局の路線選定の実施基準で、まとめられたものですが、利用者である区民からみると、地域密着型で、親しみやすい、気軽に利用できて、「百円バス」が走らないという不均衡が生まれています。
 たつみ議員は「小型百円バス(赤バス)」が導入されない6行政区の市民・バス利用者からは不公平で納得できない、という苦情や疑問が寄せられている。そして、本格実施のあとも、路線の変更や充実、赤バス導入問題について、未導入の6区を含め、全体としても柔軟に対応するよう強く求めました。
 交通局は「路線実施後の状況を十分把握しつつ、乗客の皆さまの声をよく聞き、柔軟に対応してまいりたい」と答弁しました。