道路照明整備など評価
補正予算 谷下議員が見解
 大阪市議会建設港湾委員会が2日開かれ、日本共産党の谷下浩一郎議員が補正予算についての党市議団の見解を表明しました。谷下議員は、生活関連型の公共事業を重視することを要望してきた議員団として、今回補正の舗装道の補修、道路照明灯の整備等については、市民生活に直結し、地元中小企業に直接仕事が回るという点で評価しました。
 しかし、舗装道の整備予算の推移を見ると1995年の78億円をピークに毎年減額され、2001年度は補正を加えても41億1,700万円となっていると指摘。幹線道路では、ひび割れやデコボコがあたことででき、生活道路でも、舗装の要望ややり直しの声が上がっていると述べ、シーリングをかけられ、2年で半分、4年で4分の1へと減額されることのないように要求しました。 
 また、道路照明灯の整備について、補正予算で10億円が加わり前年度を5億円上回る20億円の予算となったことを評価。大阪はひったくり件数が日本一という不名誉な状況にあるとのべ、大阪府警の発表でも、今年度は年間一万件を突破した1998年のワースト記録を上回りかねないと警告していると指摘。道路照明灯を今年度約2,500基を新たに設置することが、夜間の交通事故防止、歩行者の安全、ひったくりやノックアウト強盗等の犯罪防止に役立つものとのべました。